科研費の申請書を書くためにはじめにやること:本や論文を読みあさる

科研費の時期が到来した。
今年は申請書提出が早いので夏休みでも、心が休まらない。。。。
僕が科研費を書く時にはじめにすることは、論文や本をたくさん読むことだ

最新の情報を得るというだけでなくて、日本語での文章の言い回しや構造を参考にするためでもある。
今日、僕が読んだの『IoT入門』だった。

科研費では学術的背景や研究による波及効果を書かないといけない。
自分で文章を組み立てるのは大変だから、一度錬られた文章を参考にするのが効率的でいい。
特に、本は編集者などの多くの人が関わって文章を遂行しているので、文章がわかりやすく他の分野の人でも通じる言い回しがある。

この記事では科研費を書く準備をすすめるための本の読み方をまとめた。
本を漠然と読むのではなくて、何らかの目的があるとインプットの効率は違うと思うので。

1.学術背景や現在の社会情勢・課題に関する情報を集める

科研費では研究の目的はもちろん、学術的な研究背景や社会への波及効果を書かないと行けない。
これは科研費だけでなく、他の申請書でも共通する項目である。
論文では要素技術や基礎研究が書かれていて多くの場合は俯瞰的に社会を見渡すことができない。
一方で、本は論文とは違いより幅広い分野の人がわかり、さらに一般の人が何を必要としているかを分かりやすく書かれている。
自分のやっている研究がどのように社会に役立つのか、そして、これから国や社会がどの方向に進んで行こうとしているのかを本を読むことで再認識できる。
さらには、自分が今まで行っている研究は本当に大切で意味のあるものかを批判的で考えるきっかけとなる。
本の俯瞰的でまとまった情報をもとに、自分の計画している研究の立ち位置と学術的背景、社会への波及効果について申請書に書くことができる。

2.錬られた文章構造と表現を参考にする

申請書を審査する人は、必ずしも同じ分野の人ではないので専門家でない人でも理解してもらえる文章を書く必要がある。本は一般向けに書かれたものであるのでとても分かりやすい表現や文章構造になっている。科研費の申請書はページ数でいうと6ページ以上あるから、一から文章構造を作るのは骨が折れる。
だから、一度錬られた文章を参考にして書くのが効率的だと思うのだ。
本を執筆する機会に恵まれて気づいたことは、本を出版するために多くの人が関わっているという点だ。
編集者など文章のプロが推敲し、だれでも理解できる文章構造と表現になっている。
だから、本を真似ない手はないと思うのだ。
もちろん、コピペは行けないし、オリジナルのアイデアを申請書に書く必要があるが、文章構造と表現は使えるものが多い。

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