性能評価の難しさに関して:他の文献と比較するのは難しい

溶液の中から特定のイオンを選択的に検出できるイオン選択電極に関する研究は大昔からある。
現段階のイオン選択電極に関する研究のトレンドは、センサとしてどのように使って応用して行くのかを模索するアプリケーションの探索だ。
使う用途でイオン選択電極の評価方法も異なってくる。
例えば、汗、血液、尿、海川などのイオン濃度範囲は大きく異なるから、それぞれの実用化に向けて適した評価方法があるだろう。
実用化に向けたセンサ開発を行っていると問題になるのは、本質的なセンサを評価する方法が統一されずに他の文献と比較することが難しくなる点にある。

論文を書いていると自分が作ったイオン選択電極が世界レベルでどの立ち位置にいるのか評価が難しくなる。
特に選択性の評価するのは、とても難しい。
評価を難しくしている要因は、
1.他の論文と自分の結果を比較するのは実験条件が異なるため。
測定する溶液の条件(濃度、組成など)や前処理などが統一されていない。
2.解析方法もバラバラであるため

上記のことは、イオン選択電極だけでなくて、触媒などの反応評価にも当てはまる。
自分で開発した材料やデバイスなど他の論文と比較するのは重要だけど、大変なのだ。

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