電解質の重要性とフッ素化合物

意図してきたわけではないが、昔から酸素イオン導電体としてのジルコニアなど電解質に関わる研究を長いことやっている。
特定のイオンを通すことのできるイオン導電体は、センサや電池の電解質として使われる。

最近、気になっている研究分野はフッ素系の電池である。
フッ素は電気陰性度が高いつまり、電子を引き抜く力が強いのだ。
また、フッ素は原子量がすくなく理論的にはリチウムの8倍以上のエネルギー密度が見込まれている

ただ、フッ素系の電池の課題は電解質であり、150℃以上の高温でしか動作できないと言われている。
無機材料のイオン結合性のものは、イオン導電性を上げるために温度が必要になる。

日本の研究だと、京都大学のグループがフッ素化物イオン導電性固体電解質の中でのフッ素イオンの動きを原子レベルで明らかにしたようだ。
https://www.kek.jp/ja/newsroom/2020/03/16/1813/
今後この研究を皮切りにフッ素イオン系の電池が開発されるかもしれない。

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