国際科学論文に受理されるまでの道のり

科学論文がどのように投稿されて受理されるかを書きます。
研究は楽しい時も辛い時もありますが、結果として成果になるかどうかは成果が論文化されるかどうかにかかっています。

1.実験する
テーマを決めてどのようなこと明らかにするか、またどのような物を開発するかを考えて実験を進める。

2.論文を執筆する
Title, Abstract, Introduction, Experimental procedure, Result and Discussion, Conclusion. 上記をすべて書く。

3.投稿論文を決めて投稿する
研究の方向性と得られた成果から出す論文誌を決めます。このとき個人的に気にするのはインパクトファクターという指標で、できればインパクトファクターが高い雑誌に受理されたい。

4.雑誌編集者が論文を読み判断する
投稿された論文を編集者(Editor)が読む。世界中にいる偉い研究者が編集者に選ばれている。そして、投稿論文の出来がいい場合は査読(Review)に回される。

5.査読者がコメントと批判、採択審査を行う
査読者は編集者から論文を受け取り、その論文を審査する。悪いところを指摘して、コメントや批判文章を書く。査読者も世界で活躍している研究者が行っていて、ボランティアで査読をしている。

6.査読者からのコメントに対して回答する
査読者からのコメントや批判に対して回答文章を作成。そして、コメントや批判を元に論文を修正する。コメントに対応するために追加実験もする場合もある。これによってより良い論文に生まれ変わる。

7.修正された論文を編集者が判断
修正された論文がより良くなって論文誌のレベルに達していると判断する場合は論文が受理される。また、回答分が十分でない場合や論文が修正されていない場合は却下される。または、査読者に回されて、新たなコメントに返答する必要が出る。

上記が大まかな論文投稿から受理までの道のりです。とても長いし、大変です。いま僕は論文投稿して査読者とバトルをしています。
受理されるか心配だけど、査読により論文がより良くなるのは嬉しいし新しい発見があります。

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