お金の本質について:金、紙幣、電子マネーからビットコインとセルフブランディングへ

電子マネー競争が激しい気がしませんか?
Pay Pay、ファミペイ、楽天ペイなど多くの電子マネーが誕生しており、覇権争いしているように思います。それぞれキャッシュバックやキャンペーンなどでお金を使用者にばらまいているように見えます。セブンペイではハッキングなどニュースになってました。
なぜ今このような電子マネーの争いが起こっているのでしょうか。
もちろん消費税の増税による影響もあると思いますが、お金の本質に関わる動きだと思っています。

まずお金起源と本質を理解するため、お金がどうやって生まれたかをゴールドスミスの例をとって説明します。

お金

■ 金を紙幣に交換する商売を考えたゴールドスミス(銀行誕生)

文章を読むのが嫌いな人はこちらの動画を見てください。

ゴールドスミスの話

昔々、英国のゴールドスミス金細工職人として働いていました。その仕事は集められた金を溶かしたり、定められた純度で金貨などを再精錬するという仕事です。仕事柄、ゴールドスミスは金貨の純度を調べる方法や金を保管するための厳重な金庫をもっていたのです。

 一方で資産家たちは自分たちで所有している金が盗まれるというリスクがあり、常に不安を抱えていました。資産家達の要求に対してゴールドスミスは金を預かり、その代わりに預り証を発行しました。この預り証が後に紙幣へと変わっていったのです。

ゴールドスミスが発行した紙幣は硬貨より軽いので使い勝手がよく、街に流通して行きました。次にゴールドスミスはお金を預かる商売だけでなく、お金を貸して利息を取るというビジネスをはじめました。これが銀行の始まりとなった言われています。

そして、金利をとるビジネスを通してゴールドスミスはすごい発見をしたのです。その発見は以下の2点です。

・金を預けている預金者のほとんどがお金を引き出さないということ

・実際金庫にある金の量はゴールドスミス以外知らないということ

上記の発見を利用すれば、金庫に存在しないにもかかわらず貸し付けたり、使ったりすることができるのです。これは立派な詐欺行為ですが、我々が普段使っているお金の本質であり、我々はこのシステムの中で生活しているのです。

このシステムは使いようによれば、社会を回すために重要な役割を担っています。つまり、お金を回すことで私達の社会はより円滑になり、新しい価値をより早く創造できるようになります。いくら金庫にお金があっても、何も作り出してはくれませんからね。

■ お金を使うシステムの弱点

紙幣などのお金システムは預けている管理者(銀行や国など)の信用によって成り立っており、その信用がなくなったときにはシステムが崩壊する危険があります。つまり、管理者がお金をもっていないという事実に国民が気づき、預金を引き出そうとすると悲劇が起こるのです。預けている金庫にはお金がなく、国民が一斉にお金を引き出すとこのシステムは破綻します。

石田衣良さんの本『波のうえの魔術師』で、銀行の信用を壊し、銀行を潰す小説を書いています。とても面白く、お金の本質を理解するのに最適な本だと思うので興味がある方は読んでみるといいかもしれません。

■ 電子マネー競争が起こっている理由

上記の通り、お金は信用といえます。国や銀行の金庫には国民が預けている量のお金は存在しません。そして、お金の価値は管理者の力によって変えることができます。

企業にとって、電子マネーというお金(信用)を使うことは大きな利益があるのでしょう。つまり、紙幣の代わりに電子マネーが使われるようになれば、変動する紙幣の価値に影響を受けなくなります。また、ゴールドスミスが行ったように管理者として存在しない量のお金を扱うことができ、運用や開発がより進めることができるのです。上記の理由が、電子マネーにおける覇権争いが起こっている原因だと思います。

■ 中心がないお金の形 ビットコイン

お金や電子マネーの管理者(国、銀行、企業などの権力者)は帳簿にある数字を自由に調整できて、市場をコントロールできます。このお金のシステムの中では国民は制御の中から出ることができないですよね。

お金の管理システムに一石を投じたのがビットコインです。
ビットコインには中心がなく、管理者がいません。ただ、ネットワーク内でのやり取りをそれぞれのパソコンが管理しているのです。
ビットコインはまだセキュリティ等の問題があるかもしれませんが、管理者がいないある意味で平等を実現できる可能性を秘めたシステムだと思います。

■ これからの時代は信用が大切 セルフブランディング

お金=信用です。

これからの時代は人それぞれの信用がなにより大切になる時代だと思います。
つまり、個人をブランド化するセルフブランディングが重要になると思います。
ある意味で、吉本興業がエージェント契約制になったことに通じており、会社ではなく個人の力、ブランド力で勝負する社会になりつつあるのでしょう。

架空のお金に縛られずに、意味のあるものを創造していき、より良い社会になるといいですね。

セルフブランディングに関しては以下の本がおすすめです。

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